【読書】桐谷さんが教えるはじめての株主優待
各メディアでもお馴染みになっている元プロ棋士でもある桐谷広人さん。株主優待の魅力をよりお茶の間に広げた一人でもあります。TVでは自転車で爆走する姿が印象的で、脚力は女子競輪選手並みだとか!
自分自身、株主優待はあまり興味がなく、優待を出すぐらいなら配当金に回してほしい!と思っているぐらいです(笑)
そんな自分がこの本を読んだきっかけというと、TVで桐谷さんの優待生活特集を見た翌日、ちょうど書店に著書が平積みにされていたのをペラペラと見たのがきっかけでした。
内容は桐谷さんといえば株主優待!なので、優待の紹介から、優待生活の内容などがメインですが、その中で「私と株の29年」という章が印象的でした。
桐谷さん自身が株を始めてから一度はバブル崩壊で痛い目に遭い、徐々にまた儲けが出てきて取り引き額が増していった矢先、サブプライムローン、リーマンショック、東日本大震災と世界中の株式市場が大暴落していくなかで、桐谷さん自身も信用取引での大損失、金策に走る姿が生々しく赤裸々に書かれていました。
投資額は桐谷さんには全然及びませんが、自分の当時の状況と重ねてしまい、戦友のような気持ちが芽生えて(笑)購入して読む事にしました。
その後の桐谷さんの立ち直れたきっかけや教訓など、参考になる事も書かれているので、株主優待に興味ある方以外にもおすすめできる内容です。